仕手株新興市場での取り組み方

新興市場とは

 

 

 

新興市場とは、ベンチャー企業などの歴史の浅い新興企業が数多く上場している市場のことです。新興市場とよばれているのは、ジャスダック市場、東証マザーズ、大証ヘラクレスなどで、他にも、札幌市場アンビシャス市場、名古屋市場セントレックス市場などがあります。

 

 

一時期、新規公開株などの新規上場は盛んになったことがあり、個人の投資家からもプロの投資家まで大いに関心が集まって活発でした。実際、その頃は東証1部などの既存の大規模市場よりも、値動きが非常に大きいなど、投機的な動きが出やすいことが特徴となっていました。

 

 

好調だった振興市場がちょっとおかしくなったのは、あのライブドアショックが引き金になっていて、当時の粉飾決算騒ぎが会計不信を招き、株価が下落したのです。現在は、株価低迷と共に、時価総額減少によって上場の廃止基準に抵触するようなレベルの企業も増えています。

 

 

とりあえず一定期間の猶予を得た企業もありますが、不動産企業などを中心に破綻が続いている状況といえそうです。

 

 

最近では市場からの資金調達は非常に困難になっていますから、第三者割当増資などありますが調達方法はかなり限定的であり、上場のパワーが低下しているようです。しかし、こうした状況下でも仕手株はやはり存在していたのです。